リスティング広告とは、検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告です。そのため、「検索連動型広告」とも呼ばれています。キーワード単位での出稿が可能なので、より購買意欲の高いユーザーを効果的に自社サイトに誘導することができます。
出稿キーワード:ダイエット
広告の狙い:ダイエットサプリメントの紹介・販売
従来の広告手法では、「ダイエットをしたい」と考えている人だけにダイエットサプリメントの広告を提示するのは困難でした。
ですが、リスティング広告なら「ダイエット」というキーワードでネット検索したユーザーに狙いを定めて、ダイエットサプリメントの広告を提示することができます。
「ダイエット」というキーワードで検索するユーザーは、ダイエットに対する興味や関心が高いと考えられるでしょう。
そのため、全ての消費者に向けて無作為に広告を提示した場合よりも、ダイエットサプリメントの購入につながりやすいのです。
このように、より興味や関心の高いユーザーをターゲットにして広告を提示できるリスティング広告は費用対効果が高く、無駄の少ない広告手法だといえます。
国内の主なリスティング広告媒体は、Yahoo!とGoogleの2社です。両社とも、それぞれの検索エンジンであるYahoo!JAPANとGoogleだけでなく、利用者数の多い様々な提携サイトにも広告枠を設けています。
そのため、リスティング広告を活用すれば幅広いユーザーへの告知が可能です。
リスティング広告を活用すれば、自社サイトを膨大な数のサイトに埋もれさせることなく、検索結果ページの目立つ位置に表示させることができます。SEOと違って、キーワード数を増やしたり内容を充実させたりといった地道な対策は不要です。スポンサーリンクという広告枠を買って、そこに広告を出すというスタイルなので、時間や手間はかかりません。
リスティング広告では、広告が表示された回数やクリックされた回数、費用、費用対効果といったデータを収集することができます。このような効果測定は、テレビ、雑誌、吊り広告、街頭ポスターといった従来の広告媒体ではなかなかできません。
「どのキーワードで検索したユーザーがどのくらいクリックしたのか」
「そのうちの何%が成約に結びついたのか」
このようなデータを細かく分析できるので、成果を見ながら広告戦略を改善し、効果を高めていくことができます。
テレビや雑誌などの広告媒体では、広告枠を得ることで料金が発生します。そのため、広告がユーザーの目に入らない場合でも料金が発生することになります。
一方、リスティング広告では、「PPC(Pay Per Click)」という料金システムが採用されているため、ユーザーにクリックされて(つまりは広告がユーザーの目に入って)初めて料金が発生することになります。
広告主が支払う料金は、「1クリック当たりの料金×クリック回数」です。
1クリック当たりの料金は、広告主が自由に決めることができます。
ただし、他社が同じキーワードでリスティング広告を出そうとした場合、より高い料金を設定した企業のサイトが上位に表示されます。
検索数の多いキーワードに連動する広告枠は競争率が高いため、オークション方式で値段が釣り上がっていくことも珍しくありません。
ターゲットとなるユーザーがどのようなキーワードで検索するかを分析し、自社サイトに誘導しやすい出稿キーワードを検証することが大切です。
検索エンジンの検索結果ページでは、各サイトのタイトルの下に、120文字程度のメタディスクリプション(サイト説明文)が表示されます。
これと同じように、リスティング広告ではサイトタイトルの下に広告文を出すことができます。ただしその文字数は少なく、Yahoo!、Googleともに38文字(19文字×2行)が最大となっています。 そのため、規定内の文字数で最大限の集客効果を実現する広告文を考えることが大切です。
Googleのリスティング広告では、キーワードとサイトの関連性が高い広告が高品質と評価されます。
さらに、Yahoo!のリスティング広告でもGoogleの評価システムが取り入れられつつあります。そのため、出稿キーワードとサイトの関連性を考えながら、必要に応じてサイト構成を改善することも大切です。
弊社は、これらのポイントを押さえた上でクライアント様にとって最適なリスティング広告の運用法をご提案いたします。
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